私の家の引き戸のソフトクローザーが調子悪くなった際、分解して原因を探ってみた結果を書きます。
『引き戸がゆっくり閉まらない。閉まって跳ね返って開いてしまう。』この症状の時です。
少しだけ厄介です。これはあくまで私の体験に基づいていますが、ソフトクローザーのユニット自体が破損している可能性大です。
我が家の引き戸に付いているソフトクローザーの仕組みは引き戸上部と連結してある『上部吊り車』にソフトクローザーの機能を持ったユニットがあります。それが上部レール内を走り、閉まる手前の上部レール内にフックがあり、そのフックを起点としてソフトクローザーが機能するようになっています。
※上部吊り車とソフトクローザーユニット(一体物)
ですがユニットが破損していると、フックに接触してもソフトクローザーは機能せず、扉はそのままの速度で通過します。結果として扉が跳ねかえってきてしまうという現象になっていました。
よく観察してみると、破損しているユニットはフック通過時ガタが生じていることが分かりました。
※白いツメが黒く変色している部分が上部レール内にあるフックと接触していた部分。ツメ自体は摩耗しているが使用上、異常は感じられなかった。問題は白い爪の下にあるソフトクローザーユニットの破損。
ここまで原因を掴んだのであとはユニットの交換だけで解決するはずだったのですが、引き戸を外し、上部レールを外し、フックとユニットを取り外してみて分かったのですが、ユニットに品番らしきものを頼りに調べてみるものの対象ユニットがいくつか存在していて勘で買うには少々お値段の張る1万円程度となっていたため、勘での購入は諦め今回は建具屋さんにお願いするとにしました。
別に自慢ではないのですが、建具屋さんも同じ見解でユニットを疑い、ユニット交換という結果でした。見事、ユニット交換でソフトクローザーは機能しました。
私の調査結果と同じで少しうれしかったです。
ユニット名もしっかりと記録したので次回からは自分で交換可能です。まぁ壊れないことに越したことはありませんが・・・。
みなさんの参考になったらうれしいです。
ではまた。