お題「#おうち時間」
ゴールデンウイークを迎えていつもなら馴染みの友人家族と旅行に出かけるのが毎年恒例行事となっていましたが、今年はそういう訳にもいかず自宅で過ごしていました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
我が家は自宅で過ごし、スーパーへ買い物(親だけ)、夕方→子どもと公園のこのルーティーンにも限界があり暇を持て余していたので、取り敢えず料理をしてみました。
1品目:柔らか豚の角煮
圧力鍋を使ったこの豚の角煮、めちゃめちゃ柔らかく出来ます。家族から好評だったので次の日も作りました。今回の調理で分かったことは豚の角煮は下処理で食感がかなり変わるんだなぁって実感しました。
その下処理の違いで硬い角煮になるか、とろける様な柔らかい角煮に分かれます。
材料
豚バラブロック 600~700g (約4人分)
白ネギ 1本
生姜 1欠け程度
ゆでたまご 4個
酒① 大さじ3
酒② 大さじ1
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ半分
砂糖 大さじ1
ゆで汁 400cc~500cc(足りない場合は多少は水で調整可。)
①:豚のバラブロック、生姜(ひと欠けの半分)を薄切り、白ネギの青い部分を鍋へ投入。
②:圧力鍋に水を入れる。(なるべく多めだけど、圧力をかけて吹き出さない程度の量)
③酒①を入れる
④フタをして圧力がかかるまで中火で。圧力がかかったら弱火に切り替えて20分加圧して火を止める。圧力が下がるまで待つ。
⑤フタを開け豚肉を汁を切ってまな板の上へ。ゆで汁はこの後使うので捨てない。(灰汁、へたった青ネギ、生姜は捨てる。)
⑥ゆで汁を他の鍋へ移すか、ボールへ移し、その間に鍋を洗う。
⑦まな板の上の豚肉を写真のように食べやすい大きさに包丁で切る。
⑧切った豚肉とゆで汁を鍋へ投入。(圧力なべみたいな厚みのある鍋の方が煮込みには有利だから私はオススメ。)
⑨しょうゆ、砂糖、みりん、生姜薄切り(残り半欠け)、酒②を入れて弱いでコトコト5分程度煮込む。(味見をしながら好みの味に調整してください。しょうゆの量で調整してください。)このときにブラックペッパーあれば、少し入れておくといいアクセントになります。
⑩少しとろみを付けるため水解き片栗粉を少量加え混ぜる。
⑪白ネギ、ゆで卵を入れて弱火で20分程度煮込む。
⑫火を止める。そのまま食べてもおいしいですが、半日程度寝かせてから再度火を入れて煮込むとゆでたまごにも味が染み込んで美味しいです。
半日程度寝かせると写真のような感じに仕上がります。
ここでのコツとしては下茹での時に塩分系のものは絶対に入れない。塩分が豚肉を固くさせてしまうので・・・。酒、水、生姜、ネギでしっかり下茹でを行い、豚肉を柔らかくしておくといいと思います。
そのあと、柔らかくなった肉に調味料が染み込んでいき、美味しく仕上がります。
我が家の圧力鍋はパール金属性です。堅実なモノづくりをされてるメーカーだと思います。その証拠に我が家では10年選手でまだまだ現役です。
フタのパッキンも購入当時のものが使用出来ており、圧漏れ等は未だに発生しておりません。逆にいつまが交換タイミングが探れないくらい品質の高さを感じられます。
2品目:キッチンにて燻製各種作成
燻製初心者は何がいいか悩んだ結果、写真のゆでたまご(味玉)とうずらのゆでたまご、6Pチーズを今のところ燻製にしています。今後はとりあえず市販のソーセージ、鶏むね肉をやってみたいですが、少し考えてから挑戦したいと考えています。
とりあえず、作ってみたので手順を記します。
前準備
ホームセンターで焼き網、バーベキューで使ったりするアルミプレート、燻製用チップを準備しました。アルミプレートでなくても100円均一のボールだったり、使わない鍋やフライパンがあってフタが出来るものであればそれで問題ないと思います。私の場合はIH対応のものが上手く、安く手に入らなったから今回はアルミプレートを使ってカセットガスで行いました。
準備
①うずらの卵、鶏卵のゆでたまごを作る。沸騰した塩を入れたお湯に常温に戻した卵をそっと優しく鍋の中へ入れて茹でると殻が剥きやすいです。(剥くときは軽い流水がさらに剥きやすい。
②ジップロックなどに麺つゆ、たまごを入れて冷蔵庫に1日入れて味を染み込ませておく。(麺つゆはおよそ2倍濃縮の濃さのものがちょうどいいです。なければ、水で薄め作ればOKです。)鶏卵は大きいのでボールに入れてその上からキッチンペーパーで落し蓋にしてラップして冷蔵庫にしました。
③キッチンペーパーなどで汁気を取ります。
④カセットコンロの上にアルミプレートを乗せる。その中にスモークチップを入れる。
そしてその上に網を乗せて燻製するものを乗せる。乗せたらもう一つのアルミプレートでフタをしてカセットコンロを点火(弱火)してスモークチップを熱していきます。
⑤10分程度燻製をしたら火を止めフタを開けます。
写真のように燻製が完成します。具材によって時間は異なるので確かめながら燻製作業を行うといいです。
鶏卵のゆでたまごはこんな感じに仕上がります。こちらのほうはおよそ15分くらい掛かりました。
スモークチップの香ばしい香りが食欲をそそります。
6Pチーズはこんな感じに仕上がります。燻製時間が長いとチーズが溶け始めてしまうので時間と温度管理が必要なんだと今回分かりましたので次は溶けないくらいの時間で燻製を行いたいと思います。
今回の燻製はアルミプレートを使ってやったため耐久性がなく3回くらいカセットコンロの火に曝されただけで穴が空いてしまいました。今後も長く燻製を行っていこうという方は耐久性のある器具で燻製を行ったほうがトータル的にコストが掛からないと思います。
私も結局、下の燻製キットを購入しました。
最初から買ってれば良かったなぁと思う次第です。この燻製キットはIHは非対応で私の家のキッチンでは直接使えませんので、カセットコンロでの作業になりますが、長く使うことを考えたら使い捨てアルミプレートを何度も買い足すよりこのキットの方がいいと思います。何よりいいことは専用設計だから使い易く、コンパクトにまとまっているところ。
カニカマとちくわを燻製にしてみました。2つとも材料費が安く手に入りやすいのでお試しにはいいかも。ちくわが特におすすめです。ちくわの中にチーズを入れてから燻製にしても美味しいかも・・・。
この燻製キットの網は間隔が広いのでチーズを燻製にする場合はクッキングペーパーを使ったほうがいいと思います。燻製温度の調整を少しくらいミスっても網の下に溶け落ちるのを防いでくれます。
四角のチーズがQBBのアーモンドが入ったものなんですが、燻製の香ばしさとアーモンドの香ばしさが相まってとても美味しいです。私はおすすめです。
雑感
コロナウイルスによる自粛で家で過ごす時間多く持て余していましたが、今回は前からやってみたかった燻製を行うことが出来て私としては少々満足だったりします。美味しい柔らかい豚の角煮の作り方も知ることが出来たし、少しだけスキルアップが出来たのではないかと思っています。ゴールデンウイークで旅行に出掛けることは出来ませんでいたが、いいおうち時間を過ごせたのではないかと思います。
コロナウイルスがより早く終息し、いつもの平和な日常が戻ることを心よりお祈りしています。
ではまた。