桜と桃の庭で。

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柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君

『柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君』

 

最近、この短歌が頭から離れない。 

きっかけは会社においてあった本にたまたまこの与謝野晶子さんの短歌が載っていて、

読んでいたら不思議と意味を思い浮かべ想像したら引き込まれていった。

 

この作品はみだれ髪という歌集に収められている作品の一つであるが、この短歌の意味を思うとよくこの明治、大正といった時代にこの表現が出来たな、凄い度胸だなって。

 

この時代の世間体を考えたら文はおろか口にも出せない時代であったと思われる。

それを歌集で出したこと自体この時代では衝撃的だったと思う。

 

学校の先生に対しての片思いの歌にも取れるし、政治家を思う妻、または愛人の心を表す歌にも取れる。

 

・学校編:「黒板の前で授業をする先生に対して・・・そんな難しいことばかり言ってないで私のこのあなたへ対する胸の高鳴り、密かなる思いに気づいてよ!」

みたいな感じでしょうか?

 

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もうこれは私の妄想でもある気がしますがこんな風に受け取れました。

私はこの歌を青春な雰囲気で受け取りました。

検索してみるともっと違う意味での解釈もあるので歌とは、言葉とは面白いものです。

 

この歌が凄い気になってしまったので今度図書館で『みだれ髪』を借りてみたいと思います。