ハイブリット車と言えば燃費が良くCO2排出量もガソリン車、ディーゼル車より少なく、環境、家計のお財布にも優しいというイメージで今売れている。
しかし、ハイブリット車は初期投資費用が高いので、ガソリン車との価格差を燃費でどれくらいでペイ出来るか? なんて考えてる方も少なくないはず。
今回は小型車、しかもトヨタ車の2車種(厳密には3車種?)で比べてみました。
※データはトヨタのホームページより抜粋、編集。
私は愛知県民なので、どうしても普段からトヨタ車ばかり見るため、今回は車トヨタ車で検証してみた。
条件は同じ排気量の1500cc。
グレードはアクアがLでヴィッツがUの中間グレード。
アクアは一つ上のグレードがS、そのうえがGと比較するにはふさわしくないとおもったので今回は除外。
価格と燃費性能だけで言ったら圧倒的にアクアのコスパが高いですよね?
なのでハイブリット車としてはアクアはコスパが高くお得感があるかも。アクアとヴィッツどちらがお得に購入でき燃費等の維持費が有利か?という問いに対して今回1500ccに限ってはアクアってことになる。
あとは標準装備の差が結構あるんではないかと思います。なのでアクアはあれこれとオプションを付けていったら結構いい値段になるのかも・・・。
走行用バッテリーの寿命を心配されている方もいるみたいだが、今のところ私の周りではバッテリーを交換して凄い出費をしたってのを聞いたことがないです。
なので10年くらいは平気で持つと思います。(あくまで私の友人、知人での使用環境ではありますが。)
しかし、170万円から180万円の小型車自体が高いかも。
ここら辺の価格帯は小型車でも高級なイメージですね。
ここで私が気になったのがヴィッツのスマートストップ有りの価格となしのノーマルタイプである。
見た目はスマートストップ(アイドリングストップ)の方が燃費性能がよく価格もそれほど離れていなくてお買い得感があるが、ホントにお得なのか?何年でその価格差をペイ出来るか?
やらしい話になってしまうがそこは気になるところ。
スマートストップの方の購入価格は1,819,309円。
ふつうのエンジンタイプ(スマートストップなし)は1,739,782円
差額が79,527円・・・①
1年間の燃料費が上の表の条件で
スマートストップ有りが70,754円
なしが76,530円
ガソリン代の差額が5,776円・・・②
①÷②=13.76年⇒約14年
燃費だけでスマートストップ分のコストを回収しようとするとこんなに掛かってします。 なかなか夢の無い数字だ。
スマートストップの方がもう少し燃費が良かったら当然もっといい結果になる。
私だったらまだ、ガソリン車買います。 それで勝手にアイドリングストップ機構が付いてくるならば使います。 ヴィッツみたく追加料金が発生する場合は、計算して考えます。
とはいっても燃費での購入コスト差分回収が車選びの本来の目的ではないと思いますので、あくまで参考までに。
ハイブリットが好きな方はやっぱりハイブリット。
少しでも燃費のいいやつが欲しい方はアイドリングストップ付きも検討してみてください。
いやいや俺は硬派なガソリンエンジン一本、アイドリングストップなんて・・・って方は今までどおりに。 技術力の向上で燃費とパワーは日々進歩してますし。
ディーゼルエンジンなんてのもまた日本で流行ったら面白いですし。
今後もまだまだ自動車はエンジンですね。
電気自動車はまだ時間が掛かると予想します。
次回は他社の車も織り交ぜていろんな比較をしてみたいと思います。