電気自動車の近い未来に対して考えてみた。
今の世界の経済活動を背景に考えてみると、私は電気自動車が近い将来ガソリンエンジン車及びハイブリッド車を越えた主流の乗り物(自家用車)になるとは考えにくいと思います。
以下のような理由である。
•アメリカで起きているシェール革命
これは技術革新により今まで採掘が出来なかったシェール層から天然のガスやオイルが採掘出来るようになった出来事です。(今や一般常識ですよね・・・。)
この条件が何故、電気自動車なのかというとガスやオイル(ガソリン含む)の供給量が世界的に増えるとガス、オイル、ガソリンの価格が下がる→ みんな燃費なんて気にしなくなる。→ ひと昔流行ったようなアメ車、大排気量や見た目のかっこいい車が流行り出す(アメリカ国内の好景気も手伝って・・・。)→ 自動車メーカーもそれに追従して車を開発する。→ 流行る →その際に小型の低燃費車が売れ行きが下がる→ その過程で走行距離、走行環境、充電時間にまだ問題がある電気自動車は開発は後回しになる。 →そうしてる間に水素等の燃料電池自動車が一般普及する→ 充電に時間に掛かる電気自動車の出る幕がなくなる。
って感じで私は感じています。まぁ、あくまでアメリカ国内での私の予想です。
しかしアメリカ国内の流行はきっと世界的にも流行るはず…。
しかも、アメリカが近いうち上記の革命により原油輸入国から原油輸出国になるわけですから大幅な原油価格とまではいかなくても、今よりは原油価格は多少は下がるはず。 日本は今後まだドルに対して円安が続くはずだからどうなるか…。
電気自動車の未来は現在の位置づけままでは私はこうなると予想します。
・近場のちょい乗り用、近場の宅配(コンビニやピザ等)
・ニッチな商品になる(好きな方が買って乗る。)
あくまで私の予想ですが・・・。
主力は当分、ガソリン車・クリーンディーゼル車・ハイブリット車と予想します。
上記の水素等の燃料電池車はもう少し時間が掛かりお金も掛かると思います。
燃料となる水素自体の問題(150円/1立方メートル→10km走行可能
→1,000km走行するのに1万5,000円と燃費があまり良くない。もしくは水素自体が高い。)
それに水素を補給する水素ステーションなるもののインフラの整備。
建設費がおよそ5億円掛かるらしい→通常のガソリンスタンドの5倍掛かるみたいです。
車両本体価格の問題・・・最近、トヨタ自動車が従来ではあり得ない価格の 700万円 で発表。
いくら販売価格が下がったといえど、まだまだ私たちには高いです。
補助金が国からいくらか出るらしいですが・・・。
現時点では走行により排出されるのは水だけですから究極のエコカーなのかも?!
しかし、家庭にとってはまだ全然経済的ではないですね。
近い将来、自動車は家電になるという記事を私はいくつか読んだことがあるが、それはないなと私は思っています。
進化してもまずは自動運転化ではないでしょうか。 たぶん…。