桜と桃の庭で。

実体験で学んだこと・生活の役に立つことなどを書いています。

【明暗】ホンダ上場来初の6900億円大赤字。一方、日産は利益体質へ。なぜここまで差がついたのか?

f:id:retainer:20260317224655j:image

ホンダ上場来初の6900億円大赤字。一方、日産は利益体質へ。なぜここまで差がついたのか?

以下に検証していきます。

 

①政治・市場環境の読み違い
ホンダは「脱ガソリン」へ急舵を切りすぎ、トランプ政権のEV補助金廃止や市場の冷え込み(キャズム)に対応できず大火傷したと推察出来ます。

ホンダの過度な先行投資は巨大な損切りに。日産はリーフや軽EVなど手堅いラインナップに留め、無闇な拡大を避けた。

 

②生産効率とリストラの差
ホンダは利益を生む構造転換に遅れ、日産は国内拠点の統廃合で徹底的なコスト削減を行った。
日産は神奈川から九州への生産移管という痛みを伴う決断で、工場稼働率を9割に引き上げ「稼ぐ力」を底上げした。

 

2社の決定的な違いは不確実な未来への過剰コミットと現実の需要に合わせた徹底的な効率化の差。

 

ホンダは「完全EV化」という理想に固執し、政治リスクや市場変化への軌道修正が遅れた。

対する日産は、過去の教訓から売上規模よりも「ボトムライン(利益)」を優先。
生産ラインの稼働率を極限まで高める泥臭いリストラを実行し、筋肉質な体質を作り上げたから。

投資やビジネスの観点からも、理想を語る企業より「稼働率と利益体質」を追う企業を見るべき好例。