
結論から申し上げますと、現在(2025年12月)、パソコンおよび関連パーツの価格はすでに急騰し始めており、2026年にかけてさらなる値上げが予想されています。
もし購入を検討されているのであれば、年内の在庫があるうちに決断されるのが賢明かもしれません。主な状況を整理しました。
1. 大手メーカーが相次いで値上げを発表
主要なPCメーカーが、これまでにない規模での価格改定に踏み切っています。
• Dell(デル): 2025年12月17日より、商用製品を中心に10%〜30%の大幅値上げを実施。
• Lenovo(レノボ)やASUS: 2026年1月からの価格改定を予定、あるいはすでに既存の見積もりが無効になるなどの動きが出ています。
• 国内メーカー: マウスコンピューターなどがSNSで「早めの購入」を呼びかけるなど、業界全体に危機感が広がっています。

2. なぜ値上がりしているのか?(主な理由)
今回の値上げは複数の要因が重なった「パーフェクト・ストーム(最悪の状況)」と言われています。
• メモリ・SSDの供給不足と価格高騰: 生成AI向けのデータセンター需要が爆発しており、メーカーが利益率の高いAI用メモリ(HBMなど)の生産を優先しています。その結果、一般的なPC用メモリやSSDの生産ラインが削られ、パーツ価格が年初の2〜4倍に跳ね上がっています。
• 円安の影響: 1ドル150円台という状況が続き、海外からの仕入れコストを押し上げています。
• Windows 10のサポート終了: 2025年10月にサポートが終了したことで買い替え需要が集中しており、品薄状態が続いています。
3. 今後の見通し
• 「待てば安くなる」は期待薄: 半導体メーカーの生産枠は2026年分まで埋まっているという報道もあり、少なくとも来年前半に価格が下がる見込みは非常に低いです。
• 新モデルはより高価に: 来年発売される新モデルは、現在の高騰したパーツ価格を反映するため、現行モデルよりも一段と高くなる可能性が高いです。
さいごに
迷っている場合は、「年末セール」の対象になっている現行在庫を探すのが、現在のコストパフォーマンスとしては最高だと言えます。特に、メモリ(RAM)やストレージ(SSD)の容量が大きいモデルほど、今後の値上げ幅も大きくなる傾向にあります。