ノア・ハイブリットには走行用バッテリーと補機バッテリーの2種類が搭載されています。
ノア・ハイブリットの走行用バッテリーはニッケル水素で電池が出来ていて、その主な仕事はその名の通り走行用モーターを動かすことです。
その他にエアコンやカーナビ、オディオ類の為に電源供給されています。エアコンは電動コンプレッサーを使用しているので走行用バッテリーからの電源供給で間違いないと思うのですが、カーナビ、オーディオ類はもしかしたら補機バッテリーからの供給かもしれないが、ちょっと知識不足ではっきりと言えない。
補機バッテリーはハイブリットシステムを立ち上げるために主に使われています。簡単に言うと通常のガソリン車で言うエンジンをかける仕事、セルモーターを動かすことに電力が使われています。あとは車内の12V電装品に電力を供給しています。
ここが迷うところなんですよね、12Vでナビやオーディオ動くし、ガソリン車と同じ装備だった場合でもハイブリット車はナビやオーディオ走行用バッテリーから電源取ってるもかな~。なんて迷います。
ここからは普段ハイブリットに乗ってる私の憶測ですけど、たぶん走行用バッテリーから電力の供給を受けていると思います。エアコンが止まってて、停車中テレビやオーディーをつけていると走行用バッテリーモニターのメーターが減ってきます。それでバッテリーの残量が減ってくるとエンジンが始動し、バッテリー充電始めてますから。間違いないとは思うのですが、確信は持ててないです。 ここら辺はもう少し調べてみたいと思います。
で、前置きが長くなってしまいましたが、題目にある通り、走行用バッテリーはなくなるのか?です。
走行用バッテリーは故障や経年劣化による性能低下がない限り通常の使い方・乗り方をしていたらまず、なくなることはないと言えます。
ではどんなことをしたら走行用バッテリーが充電されずなくなってしまうのでしょうか?
それはシフトレバーが『N』のニュートラルの状態でエアコン、カーナビ、オディオ類を使い続けるとなります。通常他の『D』や『P』等のポジションの場合走行用バッテリーが不足すると自動的にエンジンが始動し充電を開始するのですが、『N』のニュートラルの状態だとノア・ハイブリットの場合充電しない仕様みたいです。
こんな警告画面が出ます。
アクセル踏んだらどうなるか恐る、恐る、アクセルペダル踏んでみたらエンジンは稼働しないまま上のような警告画面が表示されました。
私も充電しなくて電池切れは困りますので『P』に切り替え充電を開始しました。
あとで分かったことなのですが、これはノアやその兄弟車だけではなく、THS-Ⅱのシステム搭載車のプリウス3代目にもある現象みたいです。他のTHS-Ⅱ搭載車はどうなのだろう…。やっぱり『N』ポジションでは充電出来ないのでしょうか…。
とりあえず、ハイブリット車に乗るときは特別な理由がない限りは『N』常用はありえないってことですよね。停車時は『P』を押しておけばいいみたいです。
※記事中のことをもし、試される場合はあくまで自己責任でお願いします。
ではまた。
みなさんの参考になったら幸いです。
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