ノア・ハイブリットを200kmほど乗ってみて思った感想です。
走り(エンジン+モーターの感想)
まずは私が一番気にしていた走りです。車はやはりなにが何でも走ってナンボです!と私は過去の記事でも書いていたような・・・。
しかし、加速性能、走行性能はあまりいいとは言えない次元の仕上がりだと言いたいと思います。やっぱり2t以上ある車重をプリウスで採用していた1800CCのエンジンとモーターでは多少無理があるのでしょうか、スタートはとてもが重く感じます。
初速はEVで基本的に加速をするのですが、車重が重いのかモーターにパワーがないのか、エコカー推奨?!のふんわりアクセルで加速しようものなら後ろは渋滞です。(ちょっと言い過ぎかな。)渋滞を気にしてちょっとアクセルを踏み込むとすぐにエンジンに切り替わるのですが、このエンジンは低速でのトルクが弱く感じます。そのせいか加速が悪い印象。あくまで燃費重視のエンジンで必要最低限といった印象を受けました。
上の走りは平坦の道での話です。これが上りの坂道ではEVによる加速は1秒から2秒程度で終わってしまい、エンジンに切り替わるのですがトルクが弱く加速が悪いのでアクセルを少し踏み込むとそれなりに加速しますが、2tの車を1800CCのエンジンンで引っ張るためスピードがのるまで結構エンジンが唸ります。
高速は未体験ですが、速度が一定に達するまでは上り坂同様に唸ると思われます。
補足
エンジンは唸りますが別に走らない訳ではないので。 やっぱり2000cc+モーターを採用してくれればとよかったのになぁ〜って思いました。
燃費
上の走りで結構辛口のコメントを書きましたが、燃費性能はそれなりにいいと思います。ハイブリッド車の最大の売りなので当たり前ですが・・・。
まだ走行距離が少なくデータもないため今は確実性に欠けますが今のところ16km/Lは走ります。 車重が2tあることを考えたらなかなかいい方ではないでしょうか。
この記事で予想した燃費にはまだ到達してません、まだデータが少なすぎます。
燃費マニア
ハイブリット車を乗るとこうなるのかな・・・。
インパネの中央あたりに『マルチインフォメーションディスプレイ』なるものが付いておりこのディスプレイに燃費が表示されるわけだが、人間の心理として毎回数字を眺めているとより良い数値を出したくなるもんです。
この効果でどうしたら燃費が良くなりいい数値をたたき出せるか考えさせられます。かといって渋滞つくってまで私はふんわりスタートはしていません。(笑)
パーキングギアがボタン
オートマ車にあるPです。これがハイブリット車ではボタンを押すだけなんです。これが長年ギアをガコガコ入れていた人間のとっては違和感が生じます。
電子制御なのでボタン一つでいいとのことですが、慣れるまでは本当に止まっているか不安でした。前にも書いたと思いますがD(ドライブ)に入れたままエンジンを切ると勝手にPになっています。ここら辺は電子制御の安全装置といったところでしょうか。
ハンドリング・足廻り
とても軽くてハンドルは切りやすいです。悪くないです。でもなんだか癖もなく誰が運転しても変わらない、操る楽しさがなんだかダイレクトに伝わってこない気がするのは気のせいか・・・。きっと気のせいです。
低床化され車の重心が下がったので、交差点やカーブで感じるロール感はだいぶマシになり安定感は増したと思います。でもこの低床化技術は先にホンダがやっていたので何ともコメントしにくいところはありますね。
シフトノブ
エアコンの操作パネル
総評
200kmほど走行してみて大きな不満は走り以外は感じませんでした。ハイブリット車特有の上手い走り方があるかもしれないので楽しみ方を探すつもりで今後、模索していきたいと思います。