桜と桃の庭で。

実体験で学んだこと・生活の役に立つことなどを書いています。

R1ヨーグルト量産化計画2017

ちょっとかっこいいタイトルにしてみたのですが、要はR1ヨーグルトを種菌にしてヨーグルトメーカーで培養させてみた。ってことなのですが、R1ヨーグルトって食べ続けると『強さ引き出す乳酸菌』と商品のキャッチコピーにあるように免疫力向上に貢献するかもしれない効果・効能があるみたいです。

素直に『免疫力向上に効果があります。』みたいなフレーズは薬事法なんかの関係で簡単には書けないらしいのです。

腸は免疫細胞を作り出す器官らしく、腸内環境が整い、腸が健康になることでNK細胞も活性化し、免疫力が向上するという流れみたいです。

ナチュラルキラー細胞 - Wikipedia

ですから、食べ続けていたらインフルエンザに罹りにくくなったとかいうのも納得がいくかも。

コストと手間を掛けずに継続可能なら試してみてもいいのかな。ってのが私の頭の中にありましたので試してみることに。

 

結論から言いますと、量産したR1ヨーグルトを食べ続けて半年以上経ちますが、風邪なんかは引いていないです。 もしかして本当に効果があるのかも知れないですね。

しかし、これから季節的に風邪を引きやすい時期がやってきますので、ここからが本当の評価対象期間になるのではと私自身は思っています。

 

※追記:量産といっても市販のR1ヨーグルトと同等かどうかは個人の主観によって変わると思います。私自身はR1ヨーグルトの種菌を使っての培養なのだから多少の恩恵はあるのではと思ってます。

 

それでは量産方法に移りたいと思います。

R1ヨーグルトを毎回買うコストより安いのは当たり前の条件。それといろいろ面倒な下準備があるのは性格上、継続は無理なので次のように決めました。

・牛乳パックごとヨーグルトが培養出来る機器・・・これはヨーグルトを培養する容器を予め消毒する手間を省く為。いちいち消毒のこと気にすることないような気もしますが、ヨーグルト菌が繁殖するということは雑菌が含まれていたら、それも増殖する可能性は十分にあると思うのでここは気にする必要がある。ですから手間の掛からない方法を選択するのが良いと思います。

 

・設定の必要がなく操作が簡単なもの・・・これはわたしの問題ではないです。

ここでは私の妻ですね。けっこう機械音痴なので温度設定等はない方がいいかな。

以上を踏まえると下記のようなヨーグルトメーカーになりました。

 

和平フレイズ ソレアード ヨーグルトメーカー SO-161

和平フレイズ ソレアード ヨーグルトメーカー SO-161

 

 これはコンセントを入れたら電源オンで保温スタートの簡単操作のもの。これの弱点はタイマーがないこと。完成時刻を過ぎても保温し続けてしまうことです。

今のところ忘れ続けていることはないのでそこは問題ではないかと思いますが、忘れないように一応、紙に書いて本体前に完成時刻を貼ってます。

ということで我が家では上のヨーグルトメーカーを購入してR1ヨーグルトを量産しています。

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手順をここに記しておきたいと思いますので、よかったら参考にしてください。

手順

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①成分無調整の牛乳1リットルのものを準備。500mlでもいいけど今回は1リットル。成分無調整でないと上手くヨーグルトが出来ないみたいですので注意です。あとR1ヨーグルトのプレーンのドリンクタイプを1本用意します。固形のヨーグルトでも種菌としては問題ないのですが、あとで混ぜて撹拌することを考えるとこちらの方が便利です。ドリンクタイプを使ったからといってさらさらなヨーグルトは出来ないのでご安心ください。

 

②牛乳パック未開封の状態でパックごと電子レンジ600wで1分半温めます。他の方とかは3分ほどやる方もいるようですが、熱膨張して電子レンジ内に牛乳が出てこられても困るので私はビビッて1分半です。この時間でもひと肌近い温度にはなるのでよしとしています。

 

③電子レンジから取り出した牛乳パックの口を片方開け、コップ1杯程度牛乳をコップに移す。これは種菌のヨーグルトを入れると溢れてしまうので予め牛乳の量を減らしておきます。 

 

④R1ヨーグルト(ドリンクタイプ)をよく振ってから牛乳パックへ投入する。

 

 

⑤牛乳パックのフタを閉じ、牛乳がこぼれない程度に振って中身を撹拌させます。

 スプーン等は極力使わない。雑菌に侵入を防ぐためです。どうしても使う場合は殺菌処理をお忘れなく。

 

 

⑥牛乳パックの閉じたフタの方に開かないように、クリップや洗濯バサミで挟んでヨーグルトメーカーへ下の写真のようにセットする。※このとき使用するクリップや洗濯バサミは清潔、綺麗なものを使うようにしてください。

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⑦ヨーグルトメーカーのコンセントプラグをコンセントへ差し込む。

 

⑧下の写真のように電源ランプが点灯し、保温が開始されていることを確認。

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⑨8時間後完成です。出来上がったら牛乳パックごと冷蔵庫へ。ほどよく冷えたら食べ頃です。

 

さいごに

毎回、種菌は市販のものは使わなくても前回のヨーグルトを入れれば出来るみたいです。(1回だけ試してみました。)それでも2回に1回くらいは新鮮な市販のR1のヨーグルトを入れた方がいいみたいです。雑菌の関係もあるんだと思う。

ですから、我が家では毎回新しいR1を1本使って作っています。

毎回使った場合でも毎日R1を一人1個食べるコストに比べればかなりお得だと思います。

今年の冬はこれで風邪知らずになると思いますので、安心して冬を迎えることが出来ると思います。(笑)

 

※実行される場合はあくまで自己責任でお願いします。

 

みなさんの参考になったらうれしいです。

では、また。

 

 

失われてゆく、我々の内なる細菌

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