桜と桃の庭で。

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エスティマのマイナーチェンジに思うこと

エスティマが6月6日にマイナーチェンジしましたね。現行のモデルは発売から10年経ってそろそろフルモデルチェンジして欲しいと思うのが本音です。

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 image fromCar Watch

今回のマイナーチェンジはビックマイナーチェンジと世間は言っていますが、私にはいまいち″ビック″の意味が伝わってこないです。外観のデザインはフロント バンパーが少し変わったかな〜くらいの印象。今のトヨタの流行りデザイン?!の大きく口を開けたフロントバンパーが特徴的で、アクアやプリウス、シエンタ なんかにも採用されているデザインですよね。ちなみ私のノアも似たようなフロントバンパーのデザインです。(笑)
 今回のエスティマを正面から見た印象は大きく開いた口が角ばって見えるのでなんだかクワガタチックに見えます。私はマイナーチェンジ前のが好みかもしれません。
 

www.sakuratomomo.netマイナーチェンジ前に私も一度購入を検討しましたが、購入コストに対しての燃費がいまいちだったの見送ってます。乗り心地やハンドリング好きでしたよ。予算が許せば今頃乗っていたのかな~(笑)

 
 
今回のマイナーチェンジで3.5リッターのエンジンが廃止になってしまいましたので、トヨタのミニバンで大排気量車が欲しいという方は今はとりあえずアルファード、ヴェルファイアという選択になってしまいます。
 
ガソリン車は2.4リッターのみであとは2.4リッタープラスモーターのハイブリッドってことになります。
 
 
 
ここで試乗したときにもらったカタログを参考にマイナーチェンジ前と後の2.4リッターのエンジンスペックを軽く見比べてみたいと思います。アエラスの7人乗りグレードでいきます。
 
マイナーチェンジ前
 最高出力:170ps/6000rpm
 
最大トルク:22.8kgm/4000rpm
 
JC08モード燃費:11.4km/リッター
 
 
 
マイナーチェンジ後
 最大出力:170ps/6000rpm
 
最大トルク:22.8kgm/4000rpm
 
JC08モード燃費:11.4km/リッター
 
 
 
という結果です。たぶん、エンジン自体はマイナーチェンジ後であっても改良等はされてない可能性がありますね。マイナーチェンジで少しは変化があると思っていた部分だけに少々残念です。
 
ついでにハイブリッドの方も見てみたいと思います。
 
マイナーチェンジ前
 エンジン最大出力:150ps/6000rpm
 
最大トルク:19.4kgm/4000rpm
 
JC08モード燃費:18.0km/リッター
 
フロントモーター
最高出力:143ps
最大トルク:27.5kgm
リアモーター
最高出力:68ps
最大トルク:13.3kgm
 
マイナーチェンジ後
 エンジン最大出力:150ps/6000rpm
 
最大トルク:19.4kgm/4000rpm
 
JC08モード燃費:18.0km/リッター
 
フロントモーター
最高出力:143ps
最大トルク:27.5kgm
リアモーター
最高出力:68ps
最大トルク:13.3kgm

こちらも動力性能は現状維持ではないかと思います。
 

安全装備

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 image fromCar Watch

安全装備においては今流行りの自動ブレーキシステム的なトヨタセイフティーセンスC※1を 標準装備になっており、安全面はアップと考えられます。マイナーチェンジ前は3.5Lのガソリンエンジンのみにプリクラッシュセーフティシステムがオプショ ンで付けることが出来ました。パワーアップ版のトヨタセイフティーセンスCが標準装備で付くことで安全性は向上とみていいと思います。ちなみにトヨタセイフティーセンスPってのが上位版であります。こちらはレーダーがミリ波レーダーになっておりレーダーでは感知できなかった歩行者も感知出来るらしいです。 ここで一つ小さな疑問点があってマイナーチェンジ前のプリクラッシュセーフティシステムはミリ波レーダー搭載にもかかわらず、歩行者のことはカタログには 書いてないです。きっと単眼カメラが搭載されていないからだと私は解釈しておりますけど…。
※1『衝突回避支援ブレーキ』・『車線逸脱警報』・『オートマチックハイビーム』のセット

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 image fromCar Watch

足廻りにおいてはサスペンションのセッティングを見直し、走行性・乗り心地の向上と書いてありますのでここは素直に良くなったのではないかと思います。
インパネ関係は基本設計は同じに見えますが、ハンドルやエアコンン周りのボタンの配置換えやメーターのデザインが一新してますね。
 
販売価格はトヨタセイフティーセンスC等の先進装備が付いたことにより16万円程度高くなってます。

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  image fromCar Watch
このエスティマは3代目の3度目か4度目のマイナーチェンジ版で基本的な設計自体は10年ほど前のモノと思ってもいいと思います。設計が古いって言ってしまえばそれまでかもしれませんが、ある意味完成されたモデルなのかな?!なんて思います。
エスクァイアがエスティマの代わりでは?!なんてことを聞いたことがありますが、私は代わりになるとは思えません。内装をいくらリッチに見せてもハンドリング、質感、安定性が違います。ミニバンのカローラ的存在ではカムリベースのミニバンには敵わないと思います。(初代はカムリベースではなく、独立モデルだった気がする。キャッチフレーズが天才たまごってやつです。)
 
フルモデルチェンジから10 年くらいたっても新型のエスティマが出ないことから私の周りからは、もしかしてこれでエスティマが生産終了では?!なんていう噂すら出ています。エスティマ自体は結構人気車種みたいでエスティマ指名買いをするお客さんもいるらしいです。そんな魅力の詰まった車がなくなってしまうのは惜しいので(あくまで噂 です。)新型のエスティマも楽しみに待ってみたいと思います。

 ちなみにハイブリット車を買ってガソリン代で購入コストを回収できるのか?って考えが多少は出てくると思いますので、考えてみました。

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 image fromCar Watch

条件

ガソリン車はアエラス7人乗り・2WD JC08モード燃費:11.4km/L 車両価格およそ331万円

ハイブリット車アエラス7人乗り・4WD JC08モード燃費18km/L 車両価格およそ435万円

ガソリン価格は120円/Lで行きます。

年間走行距離:1万キロ。

もうなんか、価格差見ただけで、あぁ・・・。って思いますけど一応。

ガソリン車の年間ガソリン代がおよそ10万6千円。で、ハイブリット車の年間ガソリン代が6万7千円になりますのでその差3万9千円。それを購入価格差で計算してみると・・・。26.6年になります。ハイブリット車を購入して燃費で元を取るってのは無理ではないけど相当困難であることが解ります。ハイブリット車を選ぶ条件が燃費で元取るという目的であるなら止めておくことをオススメします。

単にハイブリット車に乗りたい、少しでもガソリンを入れる回数を減らしたい、またはCO2の排出量を少しでも減らしたい。デザインが好きだ。等々の目的があるならいいと思います。

安くないのでそれなりのリッチな装備も付いて快適だとは思います。

いまいち纏まってませんがこの辺で。

ではまた。

みなさんの参考になったら幸いです。

ハイブリッド車の技術とその仕組み―省資源と走行性能の両立

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