桜と桃の庭で。

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新築の家を建てて2年が経ちました。エアコン編

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タイトル通りですが、マイホームを建てて2年が経ちました。

そこでこうしておけばよかった。と思う点を書いておきたいと思います。マイホームの購入を考えている方に対して少しでも参考になったらうれしいです。

私は家を建てる際、結構長い時間建築士さんと相談して設計してもらったのでそれなりに満足いく家が出来ました。しかし、それでも不満箇所というのは住んでから出てくるものです。住んでみないとわからないことがありました。

今回はエアコン設置に関しての記事です。

 

エアコンの設置場所の考慮

これはエアコンが設置できるようにあらかじめ専用コンセントの設置と専用の穴をあらかじめ開けておいてもらう。穴はもちろんプラスチック製のスリーブと言われるものを通してフタがされています。

まず、コンセントですがこれはエアコン購入時、専用コンセントがないと工事費が余分に発生します。

エアコンを買ったら標準工事費はだいたい家電量販店で購入した場合、本体価格に入っていますが、専用コンセントがないと別で専用コンセント追加工事費を請求されます。専用コンセントがないと工事を基本的には家電量販店は受けてくれません。

なので追加工事をやるから料金を払ってくれということです。しかも2階建てで2階に専用コンセント追加ということになったら分電盤はだいたい1階にあるので工事は複雑化する可能性が非常に高く、しかも下手な人に当たると悲惨な結果を招く恐れすら考えられます。あくまで可能性ですが・・・。

 

やっぱりエアコンをこの部屋にも設置したいな。なんて思うわけです。私が今思うことは全部屋に専用コンセントを設けておけばよかったな~って思います。

というわけでそんな部屋が一部屋だけ私の家にもあります。だから後悔しています。家を建てる際のコンセントの追加費用はたかが知れてるので、専用コンセントをあらかじめ設けておくことをお勧めしたいと思います。

 

次にどんなメーカーのエアコン(だいたい国産だと思いますが。)でも設置出来るように設計士さんと相談しておくといいと思います。

我が家は上で書いたスリーブの(エアコンの配管や配線を壁外へ通す穴)位置が悪い為設置出来るエアコンのメーカーが部屋によって異なります。

これは後々困ります。エアコンメーカーの選択の自由すら奪われます。結構これは大切です。

最近のエアコンの室内機は結構大きく設計される傾向が強いので。⇒どうやら効率の問題で室内機が大きくなっている。他にも最近のエアコンは余分な機能がいっぱい付いているので必然的に大きくなると言っていいと思います。

大きい室内機でも設置できるような設計にしておいた方がいいと思います。

 

うちは引っ越しで持ってきたエアコンが「この部屋には付きません。」みたいなことを言われて、今すぐには使わない子ども部屋にとりあえず設置しました。(子ども部屋にはコンセントと穴は空いていました。)

設置出来たからまだいいものを。これで「どこにも付きません。」なんて言われたら持ってきたエアコンは売るか、廃棄になってしまいます。

基本的に今現在比較的大きい室内機はダイキンのうるさら・三菱電機の霧ヶ峰上位機種だと思います。(国内メーカーは。国外は興味がない為わかりません。)この機種が余裕で付くならほぼ大丈夫ではないでしょうか。しかし、設計士さんときちんと相談してくださいね。

 

 

次は2階のエアコン室外機の屋根置きについて。

私は屋根の上に室外機を置くのが嫌いです。まず見た目がカッコ悪い。屋根に負担がかかりそうで嫌だ。あとは室外機の音の問題です。やっぱり地面においての振動の音と2階の屋根での振動の音は違います。実家で設置していた時感じたことは振動の共振が屋根の上では起き、音がうるさくなることです。地面でも共振は起きないとは言い切れませんが、屋根の上の方が音は大きくなる要素が多いと思います。


パナソニックのエアコンの使用感 - 桜と桃の庭で。

上記の記事中でも書いていますが、機種やメーカーによっても振動の差あると思います。

ですから私はこう思います。室外機は1階におけるように家の屋根は考えておいた方がいいと思います。屋根が邪魔で配線、配管が通せないという業者もきっといるだろうし、屋根の上に配線、配管の通ったホースを這わせるのも見た目がカッコ悪いと思います。

 

総評

全部屋にエアコンを設置出来る環境だけはあらかじめ整えておくことは、後々の出費を抑える事にも繋がるのではないかと私は思います。 全部屋なんてそんな贅沢な!なんて思う方のもおられると思いますが、明らかに10年前の環境(主に夏の暑さ)とは違います。今後もすぐに過ごしやすい環境に変わるとは思えないので、ある程度の前倒しの対策が取れるなら取っておいた方が身の為ではないかと思います。

 

 

いかかでしたか?少しは参考になるとうれしいです。